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東京アパッチは人道的見地から2010-2011シーズンを一時停止すると発表した

2011年3月21日・東京-プロフェッショナルバスケットボールチーム、東京アパッチの経営陣(以下東京アパッチ)は2011年3月18日をもって2010-2011シーズンを休止した事を発表します。「今回の件は非常に残念である。」東京アパッチ、チームプレジデントのクリス・ヘザリントンはこう続ける「監督や選手そして全社員が目標としてきた優勝に向けてシーズンを継続したいと考えたが、現在の(震災による)状況、また日本の国が直面している大きな困難を考慮した結果、(シーズンを)継続する事は適切ではなく我々は復興支援に可能な限り協力するべきだと思う。今回の未曾有の大災害によって亡くなられた方々に心から哀悼の意を表します。」

東京アパッチは以下の人道的理由から2010-2011シーズンを休止する事としました。

  • 福島原子力発電所の状況は現状安定傾向にあるものの、依然リスクがあると判断しています。東京アパッチ経営陣はアドバイザーや米国国務省からの情報(「米国国務省はアメリカ国民の日本への旅行の自粛を強く求め、日本に滞在しているアメリカ国民に出国を検討するように求める」3月18日)を基にスタッフの安全を確保するため、日本国内での移動を自粛し、日本人、外国人スタッフ問わず地元で待機する事とした。
  • 多くの東京アパッチ所属人員が地元へ戻る事を希望した事。
  • 東京アパッチが練習に使用している主な体育館が東北地方にて被災された方々の受け入れ施設になることから練習の予約が全てキャンセルされた事、第二の練習場であった体育館も不安定な電力供給を理由に全ての予約をキャンセルする旨連絡があった事。
  • 計画停電並びに予期せぬ大規模停電の可能性に加えて、政府、都政から電力消費量を控えるように再三の要請を受けている事。
  • 今回の危機に対応するため、文部科学省からプロスポーツ団体に関東、東北地方におけるナイター試合を控え節電に協力するように要請がなされている事。
  • チーム運営に必要な物品(移動用のバンやバスに使われるガソリン、水、氷、食料等)の使用を停止し、本当に必要としている人達に少しでも多くの物品が行き渡るようにするため。
  • • 他のスポーツ団体による活動の休止や延期。

活動を休止するかわりに東京アパッチは親会社であるエボリューション・キャピタル・マネジメントとそのオーナー、マイケル・ラーチと共同で復興支援や支援 団体への資金提供を行っていきます。この復興支援には元NBA スターであり元 東京アパッチ監督のジョー・ブライアント氏や野球界の名士ボビー・バレンタイン氏も参加し、今回の震災で被害を受けられた人々を支援する活動に100万米ドル以上(約1億円)の寄付を行うことを目指しています。

東京アパッチ親会社であるエボリューション・キャピタルの代表、マイケル・ラーチは「社員の安全確保の為と、限りある資源を少しでも多く被災者の方々に使用して戴けるように活動を休止した。今シーズンがこのような形で終了してしまうのは非常に残念であるが、今後もリーグの成功に向けて出来る限りの支援をしていきたいと思っている。」とコメントしています。

東京アパッチは今回の活動休止の判断はチームの財務状況による判断ではない事を強調して表明致しします。シーズン途中での休止となりましたが、東京アパッチは所属する選手、監督の報酬の支払いをもともとのシーズン終了予定(2011年6月)まで継続し、スタッフに関してもその雇用契約に基づき雇用を継続します。加えて、東京アパッチの資金状況に問題はなく、今後もリーグの成長に出来る限り貢献していきたいと考えています。一例として4月2日にLAで開催されるクリッパーズ対サンダー戦にリーグ関係者やリーグの派遣する子供達75名を招待し、試合観戦のみならず試合開始前にはコートサイドでの特別な体験ができる様に手配、それらに関わる全ての費用をスポンサーしています。東京アパッチは今回の大震災によって発生した諸問題に関して全ての関係者と問題解決のための調整を進めており、協力業者等に対する全ての支払いに一切の遅延は発生していません。最後に、東京アパッチはリーグにおけるレギュラーシーズン安定開催基金への出資を全て完了しており、緊急資金の引き出しを要請した経緯もありません。

東京アパッチとしては、状況が改善し、もし認められればプレーオフに参戦したいとの意向を持っていました。ラーチのコメント、「状況が改善するまでリーグ全体が休止し、改善した時点で再開するという事であればおそらくプレーオフ時期であり参戦の可能性もあるかと思っていたが、そういう事ではないと理解している。東京アパッチがプレーを再開するのに適切な状況になった暁には一日も早く戻ってきたいと思う。」

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